写真は17年6月6日に撮影しました。
現在、実がついていますが、季節によって状態は変化します。
176b 写真は見本です。
キウイフルーツの代表的な品種で長円形の果実も大きく栽培しやすい品種です。
これに対するオス木には「トムリ」が適します。
普通こんな小さい苗では結実しません。
翌年も小さい株で開花させるには「ホスポンーF」などの開花促進ホルモンを使用します。
また、結実させるには「トムリ」などの雄木の花との交配が必要です。
キウイフルーツ ■分類■マタタビ科マタタビ属の落葉低木 ■学名■Actinidia chinensis ■キウイとは■ 中国、台湾の広範囲に自生しており、高山の山腹の林の外縁や低木の茂みに多く見られます。
亜寒帯から亜熱帯まで幅広く自生しており、日本にも近縁種がいくつか自生しています。
果実は普通の20〜30グラムほどですが、野生種の中には100グラムを超えるものもあります。
中国では「果実の王者」とされており、果実として、漢方薬として、家畜の飼料としても幅広く用いられてきました。
最近では、栄養価が高いことで注目され、世界中で人気の果実となっています。
自宅でできたヘイワード。
15年8月25日 ■栽培■ キウイは、関東以南の温暖な地域が適しており、病害虫もつきにくく、生育旺盛で実もつきやすいことから育てやすい果物です。
蔓が盛んに伸びていきますので、蔓がまきつけるようなものがあると良いでしょう。
基本的にメス木とオス木が必要で、開花期が同じ品種を選んでいただく必要があります。
開花期がずれている雌雄株がある場合は、花粉をとって保管し、手作業で受粉させることもできます。
細い棒に綿を巻きつけ、花粉を雌花につけてください。
下は雄花 近くの山などに近縁種が自生している場合、勝手に受粉する場合もあります。
■管理■ 植え替えは秋に行うのが良いですが、寒冷地では初春に行うとよいでしょう。
水はけが良く、水持ちが良い土で、日向を好みます。
生育旺盛なため、夏場の鉢植えでの管理は水切れを起こさないように注意が必要です。
真夏は土の根元にマルチングなどを施すと良いでしょう。
■収穫■ 10月〜11月ころが収穫期で、果皮の地色が茶色くなってきたら収穫できます。
収穫後、追熟が必要(20〜30日)です。
速く熟させるには、リンゴと一緒に保管してください。
■メス木と受粉樹の組み合わせ例■ メス木 オス木(受粉樹) ヘイワード スーパーゴールド トムリ 東京ゴールド アップルキウイ ジャンボイエロー 孫悟空 ゴールデンキング ロッキー ニュージーイエロー マック
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