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情報提供用書面のPDF印刷はこちら ■商品説明 「トノス 3g」は、有効成分として局所麻ひ剤(アミノ安息香酸エチル、プロカイン塩酸塩、ジブカイン塩酸塩)と男性ホルモンであるテストステロンを配合した医薬品です。
亀頭冠によくすり込むことで、局所麻ひ剤の作用により射精の遅延化に効果が期待できます。
男性ホルモンはひと口で言えば「男らしさ」を促す物質で、皮ふ柔軟部(陰のう部)にすり込むことで体内に吸収されますので、加齢によるホルモンの分泌不足による精力減退、勃起力減退、遺精、男子更年期障害の症状の改善が期待できます。
使用上の注意 ■してはいけないこと (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります) 1.次の人は使用しないこと (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)ご使用前に本剤をチューブから5mm程度出し、内股などの皮膚のうすい所にすり込んで、翌日中に薬疹、発赤、かゆみ、かぶれ、はれなどの症状が現れた人。
(3)アンドロゲン依存性腫瘍「例えば前立腺腫瘍、乳腫瘍(悪性)」及びその疑いのある人。
(4)排尿困難を伴う前立腺肥大のある人。
(5)前立腺検査※の結果、前立腺特異抗原(PSA)の値が2.0ng/ml以上の人(医師の判断に従うこと)。
※本剤の有効成分(テストステロン)は前立腺腫瘍を進行させるおそれがあります。
a)特に50歳以上の男性は前立腺腫瘍の罹患率が高まるため、本剤のご使用前に前立腺検査を受ける必要があります。
b)継続的にご使用の人は定期的な検査を受ける必要があります。
c)検査の結果、異常があった場合には直ちに本剤のご使用を中止して、医師又は薬剤師に相談すること。
(6)睡眠時無呼吸症候群である人。
(7)女性。
(8)小児(15歳未満)。
2.次の部位には使用しないこと (1)目や目の周囲、粘膜(口腔、鼻孔等)。
(2)陰茎部先端(尿道口)。
(3)外傷、炎症、湿疹、ただれ、化膿などのある患部。
3.本剤を使用している間は、次の医薬品を使用しないこと ワルファリンカリウム等の抗凝血薬 4.使用者以外へ付着させないこと (1)ご使用後は石鹸とぬるま湯で手を十分に洗ってください。
(2)本剤を使用者以外の人に付着させないように注意してください。
付着した場合は直ちに洗い流してください。
(3)塗布部が他の人と接触する可能性があるときは、塗布部を石鹸とぬるま湯で十分に洗い流してください。
■相談すること 1.次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談すること (1)医師の治療を受けている人。
(2)前立腺肥大ではあるが、排尿困難を伴わない人。
(3)薬などによりアレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、水疱など)を起こしたことがある人。
(4)次の診断を受けた人。
重度の心臓病、腎臓病、肝臓病、高血圧、多血症 (5)次の医薬品を使用している人。
他の男性ホルモン薬、5α還元酵素阻害薬 2.次の場合は、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること (1)使用後、次の症状があらわれた場合。
関係部位・症状 皮膚発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、水疱、にきび、脱毛、多毛、皮膚色調の変化、 その他血圧上昇、頻尿 (2)1ヶ月位使用しても症状の改善がみられない場合。
(3)睾丸萎縮、精子減少、精液減少等の症状があらわれた場合。
(4)女性化乳房の兆候があらわれた場合。
(5)誤った使い方をしてしまった場合。
【効能・効果】 男子更年期障害、男性性器神経衰弱症(早漏、勃起力減退、性器不全、精力減退、遺精、夢精等) (用語の解説) 「男子更年期障害」とは男性ホルモンの減少に伴う諸症状を指します。
「男性性器神経衰弱症」のうち「勃起力減退」とは勃起機能の衰えを指します。
「性器不全」とは男性生殖器としての機能が不十分な症状を指します。
「遺精」とは勃起が不十分なうちに射精してしまうことを指します。
【用法・用量】 男子更年期障害には患部又は皮膚柔軟部に毎日一回、約0.1瓦(小豆大)ずつよくすりこむように塗擦し、好転したら隔日又は週2回にする。
男性性器神経衰弱症(早漏、勃起力減退等)で直接性器に塗る。
(注意) (1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)目に入らないように注意してください。
万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。
なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
(3)ご使用前後には、手指をよく洗ってください。
(4)塗布部を清潔にしてからお使いください。
(5)外用にのみ使用してください。